さて、オードリー・ヘップバーンが代表的なミュールとして語られ、その他にも数々のセレブリティを抱えていた、言わずと知れた名デザイナー、ユベール・ド・ジバンシィ。年代が古いものほど基本的には価値の付き、需要が大きくなる傾向にありますが、年代を遡るにつれてメンズ規格の個体が出にくくなっていくのも事実です。そのような経緯から、80年代の言わゆる「顔タグ」には、一定数のファンが存在する、という印象です。 GIVENCHYに限らず、Jean paul Gaultierなどもそうですが、80年代のフランスメゾンは、こぞってmade in Italyの洋服を展開し、それは基本的に全て上質な素材に裏打ちされたハイクオリティなものが多いと言えます。 このニットも例外ではなく、肉厚なウールが均整に縫製されており、ファッション性のみならず保温性も言うことなしです。また、言わゆる総柄ニットですが、比較的落ち着いた印象の着用感になりますので、流行り廃りなく、年齢や人柄に左右されることもなく、長年楽しんでいただけると思います。